9:20の飛行機に搭乗すべく、6:00過ぎに起床してカミさんに迷惑をかけてしまいました。
今回は一人で福岡の実家に行くことになっていたので、カミさんは留守番なのです。 本当に申し訳ない。お土産ははずみます。 普通に飛行機に乗るだけだったので特に何もありませんでした。 最近評判急降下中のJAL機に乗るというのに、なぜか第2ターミナル(ANAと国際線のビル)に行ってしまい、 徒歩で第1ターミナルに移動するというハプニングはありましたが、まあそんなのは些事です。 最終案内で呼び出しくらいかけたけど。 ボディチェックで引っかかりまくったけど。 財布に携帯にベルト、腕時計、胸ポケットのライター、ズボンポケットの定期(Suica)。 端から端まで引っかかりました。 最近の評判を省みてか、JALの機内では無作為に選んだ人からアンケートを募っていました。 私も協力してほしい旨を伝えられ、どうせ暇だから、そして図書券くらいもらえるだろうという 比較的せこい理由で安請け合い。 アンケートはチェックするだけのごく簡単なもので、サッと記入して客室乗務員さんに返しました。 何がもらえるんだろうと内心かなり期待していましたが、 「あ、そのボールペンよかったらどうぞ」 ボールペンかよ。 もうアンケートを返してしまったので後の祭り。 ボールペンと知っていれば、サービスの質のところは「最低」にチェックだったのに。 アンケートが終わっても暇で仕方なかったので、 デジカメを取り出して窓から見える風景をなんとなく撮影。 空ばっかり映しているとかなり飽きるということが判明。 最初は「うおおおおすっげー青。吸い込まれそう。きれー」とか思っていても 最後のほうになると「なんか青ばっか」になっており、むしろ珍しげな雲を探している始末。 福岡空港に母親に迎えに来てもらい、そのまま実家(というか母親が住んでる家)へ。 語るよりも見てもらったほうがいろんな意味で何かとわかりやすいと思ったので、 母親が住んでる家の内装を2~3枚撮りました。御笑覧いただければ幸いです。 ・玄関においてあるぬいぐるみなど。 赤いクマと馬は市販品ですが、手前のビーズのトイプードルとニワトリと手鞠は母親手製のもの。 「自信作だ」と言ってたので撮ってやった。実際よくできてると思う。 ・これはトイレの壁面を写したもの。 つまり私は洋式便所に腰掛けてカメラを操作しているわけであり、かなり間抜け。 つうかトイレに「日本ダービー」ってどういうことだろうか。(いろんな意味で) ・鏡とかが置いてあるのはいわゆる仏壇です。 仏壇の上に生活用品を置いてあるのもアレだが、仏壇の上にエルコンドルパサーというのもどうか。 どっちを拝んでいるのか不明である。 土曜競馬を、セイウンニムカウの豪快な沈みっぷりを拝見してから母方のばあちゃんの家へ。 ばあちゃんの家は、私は今回の地震で「絶対潰れた」と思った家なのですが、 どの程度のものか、説明するより見てもらったほうが早いでしょう。 ・築半世紀の家。 文化財にでも指定してやったほうがいいんではないだろうか。 ちなみにこの家は「地震が来る前からかなり傾いて」おり、 前回私が行ったときも体で感じるくらい傾いていたのですが、 今回の地震で「傾きがむしろ直って」おり、これも体で感じました。 つうか地震で直るかよ普通。 うちのばあちゃんは御年85歳。今年で86になります。 目はほとんど見えないし、耳もかなり大きな声で話さなければ聞こえないほどですが、 まったくボケていません。 むしろ記憶力は私などよりはるかに強力なのではと思わせるくらいであり、 母親なども「全部覚えてるから下手なこと言えない」と言っていました。 実際母親は下手なこといってばあちゃんに怒られてました。 今回福岡に来た目的は、私の誕生日を親戚中で祝うから、というのがあったのですが、 それと平行して「自分の家のルーツを探る」というのもありました。 母親から聞く限り「ばあちゃんの家には江戸時代あたりに書かれた文書がある」と言っていました。 それを見ることで、なにか探れないかと思ったのです。 ばあちゃんが元気なうちに、そういう話を聞いておきたいというのもありました。 聞きましたよ。文書はどこにあるんですか?と。 「たぶんその辺に転がってるよ。今の世の中にあっても役に立たないもんだからね」 転がってる??? 実際転がってました。 部屋の隅やら、廊下の端やら、箪笥の裏側辺りに。 表現は正しいですが、そりゃねぇだろう。 文書を引っ張り出してばあちゃんと話をしていると、以下のようなことがわかりました。 ・先祖は油問屋だったらしい。 明かりをとるための油もそうだけど、髪を結うための油を主に扱っていたらしい ・油問屋の得意先は毛利家?(毛利元就とかの) ・功績を認められて、商人ながらに刀の所持を許可されていたらしい。 刀は戦中までは実在していたとのことだが、 ばあちゃんが朝鮮から引き上げてくる際にすべて取り上げられてしまったらしい。 この文書は、いわば身分証明として使用していたらしい。 なんでも、身分が明らかでないと朝鮮人と間違われてしまうことが多々あったとのこと。 ・今の世の中では役に立たない、鑑定団あたりに出してもボロボロすぎて価値はないだろう、 むしろ私自身(ばあちゃんのことね)を出せ、と本人が言っていました。 ・ボロボロの資料。「米目録」とかいう和紙の封筒に入っていたので、目録かと思う。 読めないからわからんけど、実は借用書だったりしたら笑える、とばあちゃんが言ってました。 ・比較的しっかりしている資料。「常刀」とか見えるので、これが刀所持の許可証か何か? 最後のほうには「摂津」とかいう文字も。なぜ摂津? ・横に長かったので二枚に分けて撮影。 ちなみに何が書いてあるのかさっぱりわかりません。 前半部分 後半部分 これらの資料については機会があったらどこかで解読してもらうことにして、 軽くメシを食って解散。 親戚中がこういう資料をはじめて真剣に見たこともあって、 それぞれに有意義な一日だったようです。
by zilzal999
| 2005-04-11 16:53
| 日記のようなもの
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