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観光客としての、冬の北海道での格好
まあ一度行ったくらいでわかったふうに語るのもなんだけど。
具体的に書いてあるサイトって数が多くなかったりするんだよな。
俺らが行ったのは、はじめて札幌に雪が積もったとき(11月下旬)だったので、
1月とか2月とかはもうちょっと服装を強化したほうがいいのかもと思った。
ただ、基本はこれで通用すると思う。観光では。


●服
上半身は、大体の構成として
・インナー
・適当な服
・ジャンパー
に大別される。
極端な話、これらが1枚ずつそろっていれば事足りる。
スキー屋さんに行って、1枚1000円くらいのインナーを何枚か用意しておくといい。
「適当な服」については、前が全開にできるタイプがいい。かつ、薄手のものが望ましい。
暑くなったときに前を全開にすることで体を冷ます。
寒がりな人、強烈に寒いときは「適当な服」を何枚か重ねる。
ジャンパーはフツーに厚手のものを。室内では基本的に脱ぐ。
北海道では、室内にガンガンに暖房を効かせる傾向にある。
最終日、俺らの格好は「インナー+セーター一枚+ジャンパー」だったけど
帰りの新千歳空港では、俺らはセーターをかばんの中に突っ込んで
ジャンパーはコインロッカーに置き去りにして、インナーのみで過ごしてました。
それでも暑いくらい。

下半身は
・インナー
・フツーのズボン
・靴下
くらいか?
インナーは強烈に寒くない限りなくてもいいかも。1枚は持っていったほうがいいけど。
フツーのズボンはいつも履いてるやつでよく、
靴下はスキー屋さんで3枚1000円くらいのを買っておけばOK。



●靴
フツーの靴で観光するのはいろんな意味で論外。
旭川市内、旭山動物園にフツーの靴で挑んで超難儀している人を何人も見てきた。

ということで冬靴が必須。北海道全域で2000円くらいから売ってる。観光するならこんなもんで十分。
最低限、どの冬靴も防水撥水機能、寒さを遮断する機能、雪を噛んで歩く機能が備わってる。
ファッションの観点から見ると確かにフツーの靴に劣るけど、
残念ながら冬の北海道では誰も見てないですそのあたり。
気づかれもしない場合がほとんどで、むしろ馬鹿なんじゃないかと思われるだけ。
冬靴は空港では売ってない。そのかわり「取り外しのきくスパイク」が売られている。
これは強力にお勧めしない。
確かに一時的に歩きやすくなるかもしれないけど、それ以外の機能はフツーの靴と変わらない。
つまり防水撥水機能に問題がある。
足が冷えるとどんなに重装備してても一瞬で体全体が冷える。
このタイプのスパイクは意外とはずれやすいし。



●服以外の装備品
マフラーが必須。外に暖かい空気を逃がさないため。安物でもOK。
手袋も必須の部類。水をはじくものを選ぶ。
帽子は耳が隠れるものを。耳あてでもいいし、ジャンパーにフードがついてればそれで代用可能。
手で持つかばんは基本的にNGで、最低でもたすきがけのタイプを選ぶ。
理想はリュック。
片手が常にふさがってると洒落抜きで非常に危ない。



●全体的な感想
見た目重視で挑むと、なんでもない道端で立ち往生したりする羽目に。
しかも、目的地に着いただけで疲れて何もできない可能性まである。
実用性重視で挑むと、長い目で見ると幸せになれる予感。
見てくれはあんまり良くないかもだけど。
by zilzal999 | 2006-11-26 21:51 | 日記のようなもの
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