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フェルマーの最終定理
<フェルマーの最終定理>

「Xの2乗+Yの2乗=Zの2乗」
中学生以上なら誰でも知ってると思われる、ピタゴラスの定理です。

「ピタゴラスの定理は、X,Y,Zがすべて3乗以上だと、絶対に成り立たない」
「私はこの解に驚くべき証明を持っているが、余白が狭すぎるからかけない」
と言ったのが、17世紀の数学者ピエール・ド・フェルマー。
この人、証明を出さないままそのまま死んじゃいました。
おかげさまでこの証明は3世紀以上もされておらず(というか誰も解けなかった)、
10年ほど前にワイルズという数学者がやっと証明を成し遂げました。
その物語です。

数学の話なので小難しいんだろう、と思いますが、意外とこの本は読めます。
ちなみに筆者は高校の頃数学は万年赤点状態でした。
13年セミや17年セミはなんで「13」とか「17」といった素数で羽化するのか?
そんな疑問にもこの本は数学的に一つの答えを示しています。

数学好きの人にはもちろんおすすめです。
by zilzal999 | 2004-07-12 11:47 | 読書
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