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カメラのカタログ貰ってきた!
なんていうメールを昼間にもらった。
そのメールには、α200/300/350/700のカタログ、とも書いてあった。
彼がどのような思いでもってそのカタログを貰ってきたのかはちょっとわからないんだけど、
推定では、カメラを買ったとしたら競馬にも使うんだろうと思うんだよね。
まあ、実際のところ使い方にもよるんだけど。


競馬目的なら黙ってキャノンかニコンにしとけ。


と返信しておいた。

理由は主にふたつあって。
ひとつは、AFの速度。αなんかよりキャノンやニコンのほうが爆速かつ正確。
αもコンパクトデジカメに比べたら爆速かつ正確なんだけど、それよりもっと速いし正確。

もうひとつは、手ぶれ補正の方法の違い。
αはボディ側に手ぶれ補正機構を積んでる。
これは基本的にどんなレンズをボディに付けても手ぶれ補正が効く、というメリットがある。
ただ、ファインダーを覗いても手ぶれ補正が効いてるとは実感しがたい。
特に望遠レンズ付けてるときは、少しの手の動きでファインダーの中の画像はぶれまくる。
つまり、安定してフレーミングできない、というデメリットが存在する。
もちろん、実際に写真撮ったら手ぶれ補正は効いてるんだけどね。

キャノンやニコンはレンズに手ぶれ補正機構を積んでる。
これは、そもそも手ぶれ補正機構を積んだレンズじゃなきゃその恩恵に与れない、
もちろんそれを積んだレンズはお高め、というデメリットがある。
ただ、この方式は特に望遠レンズ付けたときに威力を発揮するんだよね。
ファインダー覗くと手ぶれ補正が効いてるというのが一発で判るくらい。
圧倒的にフレーミングはしやすくて、流し撮り専用モードなんてのまである。
あと、レンズごとに手ぶれ補正機構を最適化できるので、補正の効果がより高いというメリットもある。

競馬は望遠で撮ることが圧倒的に多い。
競馬場を適当に見回すとキャノンやニコンのカメラをもった人が圧倒的に多いけど、
やっぱり圧倒的に多いだけの理由はあるんだよね。
俺みたいにα使いで競馬撮ってる人はわりと酔狂の部類に入るのですよ。
まあ、俺と一緒に酔狂目指すというなら・・・別に止めはしません。
使わなくなった望遠レンズを練習用に譲ってもいいくらい。


ちなみに、競馬に使わないというならどこ買っても基本的にはあまり変わらない。
無難に売れ線ならEOS KissX3か50D。
ドイツ人みたいな質実剛健さを求めるならニコンD90かD5000。
スイッチの多いメカ感と、猫撮り最強を求めるならソニーα、特に3XXシリーズはおすすめ。
変態レンズ御用達ならペンタックスKシリーズ。
他にはない飛び道具変化球大好きならオリンパスEシリーズかパナソニックの女流一眼。
店頭に行って触りまくって好きなの選んだらいいと思う。
安い買い物じゃないしね。
by zilzal999 | 2009-05-10 22:12 | デジカメ
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