ものすごくざっくばらんに、慢性腎不全についてまとめてみる(前編)
この病気にもぐは3年悩まされていたわけなんだけど、
飼うほうも初めての経験だけにそれはもういろんな試行錯誤があった。
まとめてみることで書いてる当事者もちと冷静になれるし、
シロートが独断と偏見で書いていることなので、かなり間違いも含まれてたりはするものの、
一例として参考になればいいと思った。





まずはじめに
シロートの体験談と医者から聞きかじった知識でしかないので、参考以上のナニモノにもならないと思う。
ホントに正確な知識を得たければ、やはり獣医さんに直接会って聞くのが一番。
どんなヤブ医者でも、ネットに転がってる出所不明の情報(例:この文章)よりは参考になるはず。


慢性腎不全とはどんな病気なのか
慢性的に腎臓がダメな状態になっている病気。・・・と書いてしまうとすべてが終わってしまうので。
知ってる人も多いと思うけど、腎臓てのは主に以下の役割がある。
・血液をろ過し、それを濃縮して尿を作る
・血液を造るホルモンを分泌する
両方とも動物が生きるためには重要、というか必須要素。
前者がダメになると、体によくない要素がどんどん溜まっていって、そのうち死ぬ。これを尿毒症という。
後者がダメになると、新しい血液が造られなくなって常時貧血状態になる。これを腎性貧血という。
基本的にどっちかの症状を呈すのではなくて両方いっぺんにじわじわ来る。
また、腎臓というのは一度痛んだ箇所は二度と復活しないシロモノで、根治は移植でない限り無理。
もちろん動物で腎臓移植は確立されておらず(されてるかもしれないけど俺は知らない)非現実的。
「慢性腎不全」と判断されたら、腎臓はだいたい80%くらい痛んでるという話で、
残りをどれだけ有効に長く使うかという対処療法になる。
一度慢性腎不全に陥るともれなく一生の付き合いとなり、右肩下がりで腎臓は悪くなる一方となる。
人間で腎臓悪くした人が定期的に人工透析に行かなきゃいけない理由はこれ。
1個取っても大丈夫だけど2個取るとアウトな理由もこれ。


どうすると慢性腎不全になるのか
タイトルが変な書き方だけれども、裏返せば予防になる。
しかしながら予防が無理っぽい要素から書くと、特に人間に飼われている犬猫社会は高齢化の波が押し寄せているということ。
人間だって長生きすればいろんな病気持ちになる。それとおんなじ。
これはどんな動物も年を重ねる以上回避しようがなく、個体差も多分に関係する。
もうひとつは心当たりのある人も多いと思うけど食事。
犬猫の腎臓は、人間ほどタフに出来ておらずそのまま人間の食事を食べるとすごい勢いで腎臓にダメージが来る。
より具体的に言うと、塩が効きすぎているし砂糖が入りすぎている。
極端な話、ドッグフードと水だけで十分犬は健康に生きていける。
人間的においしそうなのが食べられなくて可哀想、とか思うのはそれこそ人間の勝手。


簡単に見分ける方法ってあるのか
一番分かりやすいと思われるのは、多飲多尿になる。またおしっこの色が薄くなる。
しかし、これがまた普段の水の量を把握しておかないとどう多飲なのかわからないし、
どのへんからがおしっこ多いのか判別しようがない。
おしっこの色など、少なくともアスファルトや地面の上では見分けようがない。
実際にコップに取るなど気合を入れなければ分からない。
要は常日頃から愛犬愛猫のチェックをしましょうってことになる。
言うまでもなく病院で血液検査してもらうのが一番手っ取り早く確実に分かる。
人間にだって健康診断があるのだし、毎年一度の健康診断を犬猫に対してするのは別にそんなに費用はかからない。


慢性腎不全のデメリット
病気なんだからメリットなんてありゃしないんだけど、具体的に何が辛いかという話。生々しい話も。


 事実上の時限爆弾を背負う
 ちょっと上でも書いたけど、腎臓は再生せず悪くなる一方。
 そもそもすでに相当悪いので、それこそ導火線に火がついた状態といっていい。
 ただ、獣医さんに余命を聞いても年/月/週/日単位のいずれかでしか答えてくれないと思う。
 というか、かかりつけの獣医さんはそう言ってた。


 他の病気になったとき
 薬ってのは最終的には腎臓を介して尿として排出される。ということは腎臓に大ダメージ。
 よって、積極的な治療が行えず気休め的な治療になる。
 わかりやすい例で言うとガン。抗がん剤は使えないし、手術の為全身麻酔なんてもってのほかでそれこそ命取り。
 嫌な話だけど放っておくしかない。


 経済的な話
 残された腎臓の機能を長く効率的に使う術は本当に有効だけど、
 この病気は特に長期戦が予想されるだけに飛び切りお金がかかる。
 どんな病気だってお金はかかるけどね。
 我が家だってちょっと言いたくないくらいお金が飛んだ。
 だけどこれは飼い主の責務なので拒否する話や選択肢は最初からないものだと思っている。
 この状況に陥ってから経済的云々で犬手放すとか言う人は、最悪お前の生命ほk(ry という話。


後編に続く。
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by zilzal999 | 2010-02-04 21:56 | 日記のようなもの
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