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ハードの限界




ゲームの話です。





スーパーファミコン(以下SFC)を遊びまくった世代の方ならわかってくれると思うのですが、

この時代「かなり性能的に無茶してるなぁ」的なゲームが多かったと思います。



ファイナル・ファンタジー6とか、タクティクス・オウガとか代表的かもしれません。

あとは「SFCの癖に歌を歌った」テイルズ・オブ・ファンタジアとか、

「SFCの癖にポリゴン」のスターフォックス、マリオRPG、ドンキーコングなど。



SFCというハードを隅々まで使い倒した結果、

ソフトウェアによってハードウェアの限界を超えるという試みもいくつかなされました。

カセットの裏の端子を見ると、他とは違ったカセットがあることに気がつくと思います。

それが「ソフトウェアによってハードウェアの限界を超えた」証しのひとつです。



それくらいSFCはゲームのクリエイターに「愛された」ハードウェアでした。



結果、「不朽の名作」がSFCからいくつも巣立っていきました。









翻って今日。



PS2を限界まで使い倒したソフトっていままで見たことないんですが・・・。



映像も、音楽も、SFCのときとは比べ物にならないくらい綺麗です。

容量だって何十倍とかそういうレベルじゃないんですよ。

しかし、それを生かしきれてないように思えて仕方がありません。

具体的に言うと「映像や音楽が綺麗なだけで終わっているゲームが大半」なんですよ。

# 「これぞPS2の限界!」ってゲームがあったら教えてください



だいたい、SFCからPS2に移植したDQ5がバカ売れしている時点で、

PS2というハードを限界まで使い倒してるってことにはならないはずです。





PS2に「限界」を見せたゲームがない理由はただひとつ。



ゲームのクリエイターのPS2に対する「愛」が足りない



これに尽きると思います。

SFCのころのあの無茶っぷりはどこにいったのでしょう?





筆者は、ここ1年くらい新しくゲームを買ってません。

# ゲーム自体はやってます。ただしSFCが主ですが。



クリエイターの意気込みが感じられないゲームはやってても面白くないからです。

綺麗な映像と迫力のある音楽を流す「だけ」のゲームをやるなら、

映画館にでも行ったほうがマシというものです。





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SFCが世に出たとき、かなりの人が衝撃を受けたと思います。

筆者は「F-ZERO」でそれを体感しました。



映像、音、操作性など、どれをとってもファミコンじゃ絶対に無理



そう思わせるものでした。

今までとはまるで違う世界。

それを「F-ZERO」は筆者にまざまざと見せつけました。

それまで現役だったファミコンを一気に「先代」の地位に追いやるにふさわしい出来事でした。





最近PSの次世代の発表がなされましたが、現在の状態でこれを世の中に出した場合、

それがどんなにハイスペックだったとしてもこれほどの衝撃にはならないと思うんですよ。



「どう逆立ちしたってPS2では絶対無理」



というのを次世代機で表現するには、

現行のPS2で

「どうがんばってもこれが限界」

っていうのをこれでもか、というくらいに見せつけなければなりません。

ですが、現状でそれが見られないようであれば、次世代機の雲行きは怪しいとしか思えません。







・・・果たして、PS2の「限界」を見せ付けるゲームが登場する日はやってくるのでしょうか?



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by zilzal999 | 2004-08-13 14:51 | ハードの限界