カテゴリ:韓国旅行記( 6 )
14日目?・韓国競馬にチャレンジ
競馬。
聞いたからにはやるしかありません。
コンビニに行くと、競馬新聞らしきもの(っていうか日本のとほとんど同じ)が売ってました。
なんだよ、ぜんぜん簡単じゃないか。
日本と同じように予想して買えばいいだけだ。
アメリカみたいにPPsとにらめっこするのかと思ってたよ。

# PPs:Past Performances の略で、レースごとに出走馬の成績が載ってます。
# アメリカの競馬新聞みたいなもんです。
# 容赦なく英語で書いてあるので辛い。ちなみにこんなの。


で、喜び勇んで新聞を買い、ホテルに戻って予想開始です。

ごめん。PPsのほうがよっぽど簡単でした。

何が難しいって、言語が全く読めない。
馬名から成績からコメントから、98%が韓国語で構成されていました。
あとの2%は何かというと数字なんですが、これは斤量やら着順やらタイムやらが数字だからです。

なるほど、これだけで予想しろってか。上等じゃねぇか。
っていうか無茶言うんじゃねぇ。


予想はあきらめて、当日のパドック見て勝負することにします。
大丈夫なんかこんなんで。


当日の朝。近くの駅から地下鉄に乗り込み、乗換えを経て「ソウル競馬場前」という駅まで行きます。
名前そのまま。降りたら競馬場。
で、競馬場の建物を見たら「KRA」。なるほど「Korea Racing Association」ってわけですか。
つうかロゴも日本のと似てないか?
まあ、日本にも「韓国馬事会杯」ってのが中山であるしなぁ。
交流はしてるってことか。

馬券はマークシートです。
とりあえず種類をマークするらしきところに「W」とか「Q」とか書いてあったんで、
これたぶん「Win=単勝」と「Quinella=馬連」なんでしょうね。
ってことは「E=Exacta=馬単」か。Pは「Place=複勝」ですね。
# 馬単は後半のレースしか買えないみたいです。

3R?に出走する馬がパドックに出ていました。
とりあえず新聞と突き合わせてみて、新聞にある程度印のついていた馬の単勝を買うことにします。
他の馬券は後回しです。それに単勝買ったほうがレースの全体見れそうなので。
W10,000賭けてみました。日本で言えば「単勝1000円」です。



周りの人は当然ながら韓国語で喋り捲っているため、やはりちょっと怖いです。
ただでさえ言葉がわからないのに、ここは賭け事をする場所ですからね。
でも、そんなに治安は悪くないように感じました。
家族連れも、日本ほどではありませんがちらほら見かけましたし。


しかし、なんだろうこの落ち着いた感じは。
韓国に来て一番落ち着ける場所が競馬場だったってのもなんか終わってますね(人間として)。


レースが始まりました。
っていうかね、実況も韓国語だから何しゃべってるかわかりません。
気づいたら直線に馬が入っていて、ゴール。
馬券見たら、おお、当たってるじゃん。ビギナーズラック(韓国競馬の)ってやつか。
倍率を見たら3倍そこそこ。実は本命だったらしいです。
その後、4レースくらいを賭けずにボーっと見てました。

・いわゆる「行った行った」が非常に多い
 (先行馬が逃げ馬を交わし、逃げ馬が残っておしまい、が本当に多い)
・本命サイドでの決着が非常に多い
 (新聞上無印の馬が1頭2着に突っ込んできたが、それだけ)

だいたいわかった。
ここは船橋だ。

傾向と対策がつかめればなんてことはない、なんてわけはありません。
結局その後のレースも単勝しか買ってなかったのですが、はずれ→あたりの繰り返し。
一日終わったころには、ちょっと浮いたくらい(W30,000ちょっと)でした。
でも、これでも交通費と夕飯くらいにはなるもんね。


意外と楽しめた一日でした。
そりゃ何回か当たったからに決まってるんですが。

明日は通常の観光に戻ります。南大門へ。
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by zilzal999 | 2004-10-22 12:49 | 韓国旅行記
7日目?(週末)・観光気分
「日本で言う、新宿とか渋谷みたいなところってある?」

と聞いたら、

「明洞(ミョンドン)だね。ソウルのど真ん中だよ」

と、韓国のプログラマーから返答を貰いました。
明洞には、近くの地下鉄の駅から一本でいけることもわかりました。
週末は出張に伴う作業がなく、部屋にいるのも退屈なので行ってみることにしました。


一言で言うと原宿みたいなところになるのですかね。
さすが中心部だけあって賑やかです。

ちょっとぶらつくと、ゲームセンターを発見しました。
興味を引かれたので入ってみます。
ゲームを見てみると、いわゆる対戦格闘系やシューティングなどは日本のものが多いです。
音ゲーは韓国独自のものが発達しています。
ビートマニアっぽいのとDDRっぽいのが人気です。
っていうか筆者もやりました。日本のができれば韓国のもある程度はできるようになってるみたいです。

ゲームセンターを出て周囲を見ると、「PC房」なる看板をそこらじゅうで見かけます。
これはいわゆるネットカフェです。
そういやネットしてないなぁ。
興味を引かれたので入ってみます。
入ってみると、日本の漫画喫茶とそう大差はありません。
ただ、みんなしてネットゲーに夢中になってるのは気になります。
ネットゲーに興味はないので、よく行ってたサイトはどうなってるのかをチェックしに行きます。
まずは・・・http://www.2ch.net/と。(おい)
オフ板に行きます。
当時、筆者は「Zil ◆Zil4UMA.」で2ちゃんのオフに参加しまくっており、
とりあえず、そのスレッドを確認しに行って見ました。


「そういやZil韓国に出張とかいってたよなー」
「お土産期待ってところだねー」
「Zil死亡か!? → (中華航空機が沖縄近辺で墜落したときのニュースのリンク)」


どうやら筆者が韓国に飛んだとき、沖縄近辺で中華航空機が墜落して全員死亡だったということらしいのですが。
っていうか勝手に殺すなよ。
そもそも中国出張じゃないし。

日本語IMEは当然使えないので、ローマ字でスレにひとしきり愚痴+「勝手に殺すんじゃねぇ」と書き込み退散。
知らない人が見たら新手の荒らしと思うでしょう。


そんなこんなで一回りした感想としては、全体的に服屋さんが多いです。
で、日本に比べたらすごく安いです。値段設定が全体的にユニクロレベルです。
ただ、「こいつは日本人(=観光客)だな」と識別されると、すごい勢いで商品を売り込みに来るので注意。
断りきれないと商談成立=買わされるので、徹底的に無視することをお勧めします。
まあそんなのは洋の東西を問わないんですが、韓国のは一段ときつい気がした。


明洞からホテルに帰る、地下鉄ホーム。
「Horse Race」
とかなんとか書いてある電光掲示板を発見。

そういや韓国にも競馬あるって聞いてたな・・・。

ホテルに帰り、「この辺に競馬場ってありますか?」って聞いたら、
「地下鉄4号線の競馬場前で降りれば目の前」「ウィークデーにやってる」的なことを聞いてしまいました。
っていうかすぐそばじゃん。

こりゃあ、来週は競馬に決定ですね。


来週末まで時間が飛びます。
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by zilzal999 | 2004-10-12 12:45 | 韓国旅行記
3日目以降・韓国の交通事情
海外出張といっても、基本的には「ホテル←→職場」の生活なので、
実は特に書くべきことはないんですよね。

なので、今回は筆者が体験した韓国の交通事情について、です。
ちなみに、ソウルとその周辺都市限定です。


・徒歩
 これを交通事情というのかどうかはまた微妙なところですが、
 韓国ではそもそも歩くことに気をつけておかないと、真剣に命を落とす危険性があります。
 まずは歩道なんですが、歩道では余裕でバイクが全速で走っています。
 これは、韓国では出前サービスが好評であること、しかし道路はいつも渋滞なので、
 渋滞を回避し出前を一刻も早く届けるために歩道を走るのである、と現地の人から聞かされました。
 そんな事情はどうでもいいんですが、とにかく「ここは歩道ではなく車道」くらいの気持ちで歩かないとまずいです。
 また、横断歩道についてなんですが、そもそも青信号の間隔が非常に短いです。
 点いたと思ったらもう点滅が始まってたりします。
 そのくせ横断歩道は車線数の関係でえらく長いのが一般的で、渡るためには多少走る必要すらあります。
 そして、韓国の車は「右折だったら(韓国は日本とは逆です)赤信号でも平気で突っ込んでくる」ため、
 たとえ青信号でも、しっかり左右確認してから渡らないと轢かれます。

・乗用車
 ここではいわゆる「マイカー」なんですが、どっから沸いて出てきてるんだ、ってくらいです。
 日本より人口が少ない=車も少ないと思われるのに、乗用車によって道路は常時渋滞。
 運転マナーは何度も言っているように凄まじいものがあります。
 日本人が韓国で運転しようなんて思わないほうがいいです。
 事故ったら基本的に「当てられたほうが(ボケーっとしてるから)悪い」となります。
 もちろん警察の立会いの下となれば、加害者が悪いとなるに決まってるのですが、
 死亡事故でもない限り交通事故の罰則は軽微なもの(Penalty is easyとか言ってた)らしい。恐ろしい。

・タクシー
 市民の足として大活躍。先にも触れましたが初乗りが異常に安いためだと思われます。
 で、前回間違った情報を流してしまったのですが、
 筆者が韓国に行った当時は、安いタクシーで初乗りW1,600、高いタクシーで初乗りW2,300でした。
 行き先を伝えるなど言葉の壁は高いですが、使えるべきところでは積極的に使ったほうがいいです。
 ちなみに、流しのタクシーは日本人だと乗車拒否される場合があります。
 公共機関(病院とかホテルとか学校とか、それなりっぽい建物)に滞留してるのを狙うのがお勧めです。
 番外として、突発的にジェットコースター並みのスリルを格安で体験したくなった人にはお勧め。

・電車
 これはソウルだけかもしれませんが、都市交通としての電車は地下鉄のみです。
 現在の東京の地下鉄がそうであるように、路線の駅ごとにナンバリングされていて、
 行きたい場所は番号でだいたい一発でわかるようになっています。
 わかりやすくて比較的安全。筆者お勧め。
 時折行商っぽい人が車内実演で商売を始めることがあるが無視すること。

・リムジンバス
 ターミナルがあって、そこから乗れるようになっています。
 空港←→ソウル間くらいしか使いませんでしたが、乗り心地はよく遠出をする人にはお勧めです。
 まあ、ご他聞に漏れず爆走状態ではありますが。
 結構いろんなところにいけるっぽいです。

・路線バス
 こちらも庶民の足として大活躍ですが、タクシーと違ってあらゆる意味で超高難易度設定。
 乗り心地は、高スピードで蛇行しながら車を追い抜いていくので最悪。
 わかる人にはわかってもらえると思うが、ラッシュ時の京急の快速特急なみ。
 また、日本のようにバス停にきっちり止まってくれません。
 3車線あったとしたら、待ってる人から見て一番遠い車線に止まって乗降口を一瞬だけ開ける、
 なんてことも平気でかますため、そもそも乗るのにすら苦労します。(轢かれる、って意味で)
 さらに、行き先表示は当然韓国語オンリーです。
 わからない人が乗ったらどこに連れて行かれるかわかったものではありません。
 現地の人に聞いたら「アレでもしっかりルールはある」というようなことを言ってましたが、
 筆者には無法そのものに見えました。


こんな交通事情ですから、事故は当然多いです。
っていうか、追突事故(後ろから追突=オカマ掘った)なら目の前で見ました。
追突したほうもされたほうもえらい剣幕で言い合いを繰り広げてましたが、
たぶん言い合いの勝者=示談成立の権利を得るってところじゃないでしょうか。
事故をもらった挙句、言い合いにも負けたら本当に貰い損です。
実際問題、そんな事例は多そうな気がします。


このように、完全に道路交通法なぞ無視されているであろう韓国の交通事情ですが、
見習うべき点もないわけではありません。


・駅のナンバリング化
 もう東京ではナンバリング化されてますが、当時は絶対見習うべき、と思いました。
 自分のホテルの最寄の駅の番号を覚えておけば、どこからでも帰れるからです。

・幹線道路の車線数
 空港~ソウル間の道路なんてたしか5車線はあったと思いました。
 ホテルの前の道路でも4車線あったと記憶しています。
 日本でこれだけの車線があれば、渋滞問題は確実に半減しているでしょう。
 それでも渋滞しっぱなしの韓国が恐ろしいだけです。


この二つは特筆すべきでしょう。二つしかないってのが悲しいですが。


「かなりオーバーな表現で書いてるな」と思った方。
一度行ってみると、そうオーバーでもないということに気づかされることでしょう。
それくらい危ないです。
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by zilzal999 | 2004-10-08 18:18 | 韓国旅行記
2日目・初出勤
今日からプロジェクトの作業が始まります。
起きてトイレとシャワーを浴びに行きました。
そこで事件は起こりました。


トイレにイン。ミッションを遂行すべく洋式トイレに腰掛けます。
で、エイリアンを産み落としたわけですが、
産み落としている最中やミッション終了後しばらく、ずっとヒリヒリするんですよ。
筆者のアレが。後ろのアレが。


原因は昨日の夕飯でした。
あれだけ唐辛子成分を摂取したために、こちらにまで影響したということです。
イカ墨パスタ食べたらエイリアンが真っ黒、ってのと原理的には同じです。


まったく、貞操の危機かと思いましたよ。
注意:筆者は生まれてから死ぬまでノーマルの予定です。


こっそり同僚に聞いてみました。「・・・トイレ、やばくなかった?」と。
「やばかった。死ぬかと思った」という回答が返ってきました。
どうやら筆者だけではなかった模様です。安心しました。(何を)


ホテルから職場まではタクシーです。
なんだリッチだなと思うかもしれませんが違います。韓国のタクシーは初乗りがめちゃくちゃ安いんです。
確かW2,300(=\230)くらいだと思いました。
そこからメーターが上がるのが速いですが。

ちなみに、韓国のタクシーには「安いタクシー」「高いタクシー」があり、
「安いタクシー」は確かに安いですがそのぶん運転も荒っぽいです。
「高いタクシー」「安いタクシー」の1.5倍くらいの料金ですが、
「安いタクシー」ほど運転は荒っぽくありません。
見分け方は「車体が黒かそうでないか」です。黒いのが「高いタクシー」です。

ここで注意したいのは、「高いタクシー」でも結局運転は荒っぽいってことです。

よって、ここは「安いタクシー」を選択します。
「4車線のど真ん中でUターンを決める」とか日常茶飯事なのですが、気にしないことにします。


タクシー車内で、筆者は新たな韓国語をふたつマスターしました。


ヨン スジュン ジュセヨ(=領収書ください)
カムサハムニダ(=ありがとうございます)


出張だけに領収書は重要です。
それ以上にお礼の言葉は重要であり、韓国に到着する前にマスターすべき言葉だとは思いますが。


職場に到着しPCをセットアップ。PCに表示される言葉は見知っているのである意味安心です。
そんなことをしていたら昼休みの時間になりました。
韓国のプログラマーAさんが近くの食堂に連れて行ってくれるというので、ついていくことにしました。
メニューを見ます。
とにかく読めないんですが、先日のプルコギのこともあり、文字を見ただけでどれもが辛そうです。

「辛くなく、日本人にも食えそうなものってどれ?」(←英語で聞いてます)
「とりあえずこれだね」
「これ、なんて読むんですか?」
「それは「ウドゥン」と読みます。ヌードルですよ」

よし覚えた。ここに来たときはウドゥンを頼むことにしよう。
あとは、結局名前を覚えられずに毎回メニューを指差して頼んでいた「太巻きっぽいの」が辛くないとのこと。
これも「メニューの位置を覚えること」で解決し、当面の昼はこれをセットで頼むことにしました。
ちなみに、「太巻きっぽいの」はのりが韓国のりであることを除けば日本の太巻きと大差ないのでお勧めです。

やっと辛くないのが食える。
喜び勇んでいると、テーブルの上にどんどんキムチが並べられていくではありませんか。
おいおいそんなの頼んでないよ、と思ったら、これは基本的にどこの食堂でもやってることだとか。
日本で言う「福神漬けとか紅生姜のサービス」と同類らしいです。
辛いんで食えないんですけどね。

頼んだウドゥンが来ました。
なんていうか、そのう、見た目は「サッポロ一番みそラーメン」って感じです。
味も見た目と大差ない、というかほぼ同等でした。
そんなもんか。でも辛くないだけマシです。


午後もPCのセットアップに追われて定時を迎えました。
安いタクシーを拾い、ホテルまで帰ります。

夕飯はどうしようかと考えていましたが、筆者にはひとつの策がありました。
タクシーに乗っているときに気づいたのですが、ホテルの近くにはファミリーマートがあるんですよ。
韓国にファミリーマート。ものすごい親近感を覚えました。
あそこなら、辛くない夕飯ライフが満喫できるものと期待していました。
さっそくファミリーマートへ突撃。
なんか日本での一人暮らしとあまり変わらない気がしますが気にしないことにします。


で、結局俺が悪かった。


コンビニが韓国に進出したら、陳列されている品物も当然韓国風に特化される、
という当たり前すぎる事実に突っ伏すしかありませんでした。
特にインスタントラーメンの棚。「辛」とか「熱」とかいう文字が狂ったように並べられています。
つうか全体的に赤っぽいです。
無難にパン数個とおにぎりを数個買って夕飯としました。
# 青いのはツナか?と思って買ったらちゃんとツナだった。赤いのは鮭か?と思って買ったらキムチだった。


出張なんだからもうちょっといいものが食いたい今日この頃。


3日目以降に続きます。
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by zilzal999 | 2004-10-07 12:44 | 韓国旅行記
1日目・渡航日当日
基本的には成田に現地集合です。当然ですが遅刻は許されません。
横浜よりN'EXに乗って成田へ。
数人の同僚たちと同じ電車に乗るため、待ち合わせをしていました。
筆者は休日と同じような格好、つまり私服で横浜まで行ったのですが、


他の人はみなスーツ姿


ってのはどういうことなんでしょうか。っていうか俺がどういうことなんでしょうか。
もちろん筆者もスーツはスーツケースに入れてますが。
まあ、格好で出張するわけではないし気にしないことにします。(気にしろよ)

電車に乗り込み、速攻で寝ます。
長旅なので、起きていたらいくら体力があっても足りないからです。
他の人も寝ているようです。

終点、成田空港。全員で寝過ごしました。
筆者たちが降りる駅はその手前の「空港第2ビル」です。
全員で手前の駅まで引き返しました。
なんで誰一人として起きてないんだろう。絶対おかしいと思います。

空港で荷物を預けた後、飯を食います。
これから先、日本食には満足にありつけないと思ったほうがいいでしょう。
最後の晩餐のような雰囲気の中、みんなして日本食を食べまくります。
その後、知り合いのサイトに携帯から書き込みして飛行機に搭乗。
日本に別れを告げます。


飛行機内。目の前には液晶テレビが備え付けられていました。
アジア周辺の地図が出ています。ふと見ると、日本海のところには「東海」と書かれています。
さすがアシアナ航空。(行きは日本系の飛行機ではありませんでした)
無事に離陸し、機内食を食べて即寝ます。それしかすることがないからです。
起きたら着陸寸前でした。
海外出張だというのに、緊張感の欠片も見当たらないです。

韓国・仁川(インチョン)国際空港に到着します。
どうにもキムチの匂いがするような気がします。
他の人に聞いてみても「なんだかそれっぽい匂いするよね」との回答が。
よかった、俺だけじゃなかったか。
入国検査ですが、日本語で聞かれたので楽勝。
これから仕事するにも関わらず、「観光」と答えておきました。



ここから筆者たちが拠点とするソウルのホテルまではリムジンバスが出ています。
チケットを買おうとしましたが、さすがにもう日本語は通じません。
なので英語です。

そんな難しいことをハングルで言えるわけがありません。

筆者が知ってるハングルは挨拶だけです。(自慢するな)
そもそも英語でも微妙ですが、単語をつなげて無理やり文章っぽくしたら通じました。



小一時間バスに揺られてソウルへ。
とりあえず衝撃的だったのは「乗用車よりバスのほうが速い」ということ。
日本ではあまり見ない光景です。
バスがガンガンに飛ばして、乗用車がそれを避けるような感じです。
さすが韓国。血の気が多そうです。


ホテルに到着。チェックインを気合で済ませ、荷物を部屋に置きます。
内装も意外としっかりしてるし、結構いいホテルなのでは?
とりあえずテレビをつけてみます。
韓国語のテレビがやってました。当たり前なんですが。
バラエティーっぽいのをやってたんですが、言葉がわからないので笑いどころがわかりません。
チャンネルを回していくと、なんと日本語の放送を見つけました。
NHK衛星第一と衛星第二なんですが。

これちゃんと契約交わしてるのか?

などと思いつつ、チャンネルはこれに固定で決定。
他のは見たところで絶対に何喋ってるかわからないし。


内線がかかってきました。
同僚からで、ホテルのレストランで夕飯でも食おうぜ、とのこと。
もうそんな時間か。
ロビーで待ち合わせ、レストランに向かいます。
とりあえず、一番広いレストランに入ってみました。
メニューは日本語でも書いてあり、なかなかに親切です。
とりあえず日本でも聞いたことのある「プルコギ」を定食で頼むことにしました。


たぶん焼肉定食みたいなもんだ。問題ない。


なんて思ってたのですが、大間違いでした。
メインのプルコギ。まあこれは確かに焼肉みたいなもんです。
日本風にご飯もちゃんとついてきています。
問題なのは、その周りに配置された数枚の皿とそれに伴う食卓全体の色です。
全体的に赤っぽいです。


筆者は実は辛いのが苦手です。
韓国=キムチというイメージはもちろんありましたが、
それでもこんなに極端だとは思いませんでした。

まず、白菜、きゅうり、大根の各キムチ。これは筆者も知ってます。
よくわからないのが、ししとうっぽいのがキムチになってるのと、お椀に入った薄い赤色の水。
で、玉子スープがついてるけど、なんか極端に色が赤くありませんか?

とりあえず、これらの赤い物体は後回しです。
メインのプルコギを制覇してからです。ということで早速プルコギを一口食べてみます。


すっげぇ辛いよ。


勘弁してください。メインまでこんなに辛いんですか。
「辛さに関しては自信ある」と言っていた同僚も、
プルコギを一口食べただけで死にそうになっています。
しかし、筆者たちは考えました。
「メインがこんなに辛いってことは、サブはそこまで辛くはないだろう」と。
たぶん辛さで頭が逝っていたのでしょう。


以下が結論です。


白菜、きゅうり、大根のキムチ→日本のなんか比較にならないくらい辛い。
ししとうっぽいのがキムチ→後で知ったが実は青唐辛子というやつで「赤いのよりか辛い」という代物。火を吹くほど辛い。
薄い赤色の水→後で知ったが「水キムチ」という代物。当然辛い。
玉子スープ→色通り辛い。


一通り口に入れた時点で全員息も絶え絶えでした。
結局「プルコギを白米と水で乗り切る。その他は見なかったことにする」という作戦に切り替え、
それでも全員プルコギを半分残してレストランから撤退。


初日にして韓国の洗礼を骨の髄まで受けたような気がしました。


俺はこんなところで生きていけるんだろうか。


辛さに打ちのめされ、ぐったりしながら眠りにつきました。


2日目以降に続きます。
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by zilzal999 | 2004-10-06 14:15 | 韓国旅行記
渡航日前日まで
以前、韓国に1ヶ月ほど出張したことがあります。
そのときの体験を書いてみようかと思います。






とあるプロジェクトで仕事をしていたときのことです。
そのプロジェクトでは、試験的に韓国のソフトハウスにソフト製造を発注していました。

なんでかというと、人件費が日本に比べて安いからです。

最初は日本-韓国間で、電話やメールで連絡を取り合って仕事を進めてきましたが、
それではコミュニケーション不足、というか情報がうまく伝わらないということで、
韓国のプログラマーを日本に呼び寄せて仕事をさせるようにしました。
筆者をはじめとする日本人と韓国のプログラマーの間では、当然ながら言葉が通じません。
なので、共通語っぽい英語で会話することになりました。

ここで断っておきますが、筆者の英語力は悲惨の極みを呈しています。
どれくらいかと言うと、高校で英語関係のテストは常に赤点ギリギリのラインだったくらいです。
過去にこの状態でアメリカに3ヶ月ほど出張させられたときはどうしようかと思いましたが、
英語の壁など、気合と根性と身振りと手振りで何とかなったものです。

しかし、ハングル ←→ 英語 ←→ 日本語の二重の壁は厚いものでした。
そもそも両者とも英語が苦手なのに、会話手段がそれしかないものだから手に負えません。


「なに言ってるかわかんねぇ(ハングルor日本語)」
→「言わんとしてることはなんとなくわかるがそれではたぶん会話が成り立たねぇ(英語)」
→「自国語に直すと、やっぱりなに言ってるかわかんねぇ」


慣れればある程度の会話は可能ですが、基本線はやはり上記となってしまいます。
結局、ハングルの通訳を雇って会話することになりました。


この時点で、日本人のみでプロジェクトを動かす以上に人件費がかさんでいるじゃないか、
という驚愕の事実はこの際重要ではありません。



ところで、韓国の人が日本に来るためにはパスポートのほかにビザが必要です。
ビザが切れると、本国に帰らなければなりません。
1ヶ月が経過しビザの有効期限を向かえ、韓国のプログラマーたちは本国に帰らなければならなくなりました。
そうなると、また電話やメールという不便極まりない方法で意思の疎通を図らなければなりません。
それは無理、ただでさえ頓挫してるプロジェクトがさらに頓挫する、と意見を述べる人が続出しました。

これを解決する方法は二つです。
いや、むしろいい年した大人が寄り集まってもこれらしか考えられませんでした。


・もう一度日本に呼び寄せて開発を進める
・こっちが韓国に出向いて開発を進める
・プロジェクトをたたむ


前者の方法は不確定要素が多すぎました。
そのなかでも一番の懸念事項は「次のビザ取得は早くても1ヵ月後」というものでした。
後者については、日本人が韓国に出向く分にはビザはいらないため、
パスポートと金さえあればいつでも行ける、というメリットがありました。
デメリットは、今回韓国のプログラマーが日本に来たときと同じように、
筆者たち日本人が韓国での生活で苦労するだろうということです。


実際苦労しまくったんですけど。


どっちを選ぶまでもなく方針は後者に決定、あとは人選です。
これも比較的簡単に済まされました。
以下の質問に「Yes」と答えられた人が韓国に行くのです。

「パスポート持ってる?期限切れしてない?」

筆者はYesと答えました。答えるしかありませんでした。
以前アメリカに出張した際、10年物のパスポートを取得し、
「BCクラシックとJCを同時に見れるなら行きます」と答えたことが
社内で半ば伝説化していたからです。

そんな奴が「No」と答えたら、「どの口がNoって言ってるんだ」って言われそうです。


出発は一週間後と決まりました。
服、風邪薬や正露丸など各種薬、トランプなどの各種暇つぶし用具、自前のノートPCを
スーツケースに順次詰め込んでいきました。
そして忘れてはならないのが「円からウォンに換金する」という作業です。
1ヶ月滞在するということで、とりあえず10万円をウォンに換金しました。
手元に来たのは約100万ウォン。大体のレートは1円 ≒ 10ウォンなのです。
いきなり金持ちになったような気分になりました。


ところで、韓国に渡航する他の人の装備はというと、大抵は筆者と同様だったのですが
かなりの人が「ハングル会話テキスト」みたいな本を買ってました。
知らない土地でまともに意思の疎通が図れないというのは不安です。
この装備は適切なものといえるでしょう。
筆者は買いませんでした。根性で何とかなると思ってたからです。
会話ができなきゃ世界共通語の「ボディランゲージ」が発動するだけです。
それに、ハングルの通訳の人にハングルの挨拶を教えてもらってたというのもあります。


出会ったときの挨拶→「アンニョンハセヨ」で大体何とかなる
別れるときの挨拶→「アンニョン」で大体何とかなる


まあ、教えてもらってたのは実はこれだけだったんですが、
日頃から挨拶は重要だというじゃありませんか。知ってると知らないじゃ大違いです。
それに、予習したところで実戦で使えなければ意味がありません。
そういう意味でも、テキストは不要なものに思えたのです。

こんな奴が韓国行って大丈夫なんだろうか。


渡航日当日へ続きます。
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by zilzal999 | 2004-10-01 15:55 | 韓国旅行記