これまた結構昔の話です。
学生時代やカミさんと出会う前は、私は一人暮らしをしていたのですが、 友達の中に一人暮らしの人がいれば、そいつの部屋は「溜り場」になるに決まっています。 私が一人暮らしをしていたところは立地条件がかなり良かったこともあり、 「溜り場」としてはこれ以上ないくらいでした。 # 某Y駅東口から歩いて15分くらい。箱根駅伝のコース沿い。 # Y駅周辺で遊んでいれば、終電がなくなってもあとはあるという状態。 私の部屋には、「溜り場」という特性を活かすためのものが比較的よくそろっていました。 ゲーム機数種類。 もちろんコントローラーも複数常備。パーティーゲームも複数常備。 花札やトランプ、UNOなどの各種カードゲーム。 人生ゲーム(なんであるんだろう)。モノポリー。オセロ。将棋。 そして麻雀マットと麻雀牌。 自分が買い揃えたのが半分。友人どもが買い揃えて配備したのが半分です。 こんなところに「遊びに来るな」というほうが不自然でしょう。 その日は夜遅くに集まったこともあり、麻雀が選択されました。 だいたいいつものメンバーです。Y、K、H、そして私。 牌をばら撒き、四人の手でかき混ぜて積み上げてゆく・・・。 麻雀をしたことがある人ならわかると思いますが、この作業は結構な音が出ます。 そのためアパートによっては「麻雀禁止」という条項が契約書に書かれているところもあります。 私の部屋も「麻雀禁止」だったのですが、そんなのはどこへやら。 ガンガンに楽しんでいました。 午前1時を回ったころ。 半荘を2~3回まわしたころでしょうか。 「ピンポーン」 私の部屋の呼び出しがなりました。 ・・・やっちまったか。音がうるさすぎたか。苦情が来ますか。 このタイミングで訪問されるということは、それしかありません。 どう考えてもこちらが100%悪いので、ここは謝って麻雀をやめるという選択肢しかありえません。 黙ってるわけにもいかないので、気は進みませんが応対します。 私「はい・・・」 隣の部屋の人「あのー、ちょっと音が気になって見にきたんですけど・・・」 私「あーすみません、うるさくして。申し訳ないです。すぐやめますので」 隣の部屋の人「いやあの、そういうことじゃなくて」 隣の部屋の人「よろしければ麻雀に混ぜて欲しいんですけど・・・(^^;」 私「え?」 私「エ、エーット、チョットマッテクダサイネ?」 人間、想定外の返答があると瞬時には対応できないようです。 このときはまさしくそれでありました。 苦情でない以上、ちょっと待っていただく理由なんてのは基本的にはないんですが、 そう言ってしまった以上、とりあえずY、K、Hの3人に事情を言いに行きます。 私「隣の人だったんだけど、麻雀混ぜてって言ってる」 Y「え?」 K「は?」 H「マジ?」 全員「・・・とりあえず、苦情ではないしやっちゃおうか」 ということで、隣の部屋の人を招待し麻雀続行。 っていうか用意がいいです隣の人。 私が友人たちに事情を話してる間に、 すでに飲み物(酒)、つまみ、暇つぶし用のコミックを持参してきていました。 しかも、自分用ではなくてこちらの分まで。 絶対知ってたよこの人。ここで不定期ながらも麻雀が開催されているという事実を。 聞けばどこぞの専門学校生だったらしいとのこと、とりあえず見た目はかなり格好よかったです。 そして、結構強いんですがこの人。 子ども扱いされた、という表現がぴったりでした。 点3とかでやってたから助かったようなものの、 テンピンとかでやってたら死んでたんじゃないでしょうか。 始発の電車が動くころになって終了。 みんな、それぞれの家へと帰っていきました。 隣の部屋の人も、もちろん自分の部屋へと帰っていきました。 それからというもの、2回に1回は隣の人が招かれて麻雀をやっていました。 こんな近所付き合いってアリなんでしょうか?(^^;
by zilzal999
| 2005-01-12 15:22
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